徳川家葵紋金銀象嵌 丁子風炉
2016年06月23日
・本日の入荷商品
徳川家葵紋金銀象嵌 丁子風炉
が入荷しました。
小型のために丁子風炉とさせていただきましたが、蓋の部分に穴が開いていないので
雛道具の切り合わせ風炉釜なのかも知れません。
お品とともに添えられたメモ書きによると「釜師 名越善正作」とのことですが
箱書き等はありませんでした。
■丁子風炉とは・・・
室内の防臭や湿度調整のために香料の丁子を煎じた風炉の一種だそうです。
身分の高い武家や豪商の屋敷の雪隠(せっちん)、厠(かわや)
要するにトイレの消臭として使用されていたものとの事です。
■名越善正とは・・・
安土桃山時代から江戸時代の初期の釜師