鉄地三十二間筋兜
2025年05月24日

◆三十二間筋兜(さんじゅうにけんすじかぶと)◆
日本の伝統的な兜の一種で、鉢の部分に32本の筋が入った構造が特徴です。これは、細長い鉄板を縦に並べて重ね、鋲で留めることで筋状の模様を作り出す技法によるものです。
この兜は、戦国時代から江戸時代にかけて使用され、特に鉢形城主・北条氏邦が着用したものが有名で、現在は埼玉県秩父市の椋神社に奉納されています。兜の内部には「相州住明珍義□」の銘があり、金銀の象嵌で30番神が刻まれているなど、芸術的価値の高い作品とされています。
筋兜は、軽量でありながら強度を保つ構造のため、徒歩武士の胴丸や腹巻と組み合わせて使用されることが多かったそうです。時代が進むにつれ、より高度な技術が求められ、筋の数が増えた兜も登場しました。
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