和時計 大名時計 二挺天符 桑原専助、菅原勝成作
2016年09月09日
和時計 大名時計
が入荷しました。
内部の銘によると「京 寺町二条住 桑原専助、菅原勝成」となってりますので、
江戸時代に京都で制作された物のようです。
テンプは二丁テンプ式。
テンプというのは鈴の下部にある錘がついている棒のようなもので左右に動きます。
二丁ということで2つのテンプがついています。
昔の日本の時間の測り方は不定時法といって季節によって時間の測り方を変えていたようです。
一丁テンプは毎日錘を掛け替えなければならずとても面倒だったようで、
その後二丁テンプが開発され、錘の掛け替えが2週間に一回程度で済むようになったようです。
骨董品・美術品
買い取り、販売 古美術久田